明確なリアクションを意識して!
7月1日の記事で、★『相手とのキャッチボール』を意識して!★の記事を掲載しましたが、 このキャッチボールの中での『リアクション』について、記したいと思います。
表現において、『リアクション(反応)』 は、相手とのコミュニケーションを図るためになくてはならないものです。
この『リアクション(反応)』がハッキリしないと・・・
相手がどう思っているのか?
相手が何を感じているのか?
興味があるのか?無いのか?
など、知ることができません。
この『リアクション(反応)』を無視して、自分だけで進んでしまうと、観る人聴く人は興味が無くなって、観る気も、聴く気も無くなってしまいます。
演技を例に挙げると、自分から、しっかりとしたボール(表現)を投げて、そのボールに対して、感情を明確にしたボール(リアクション)が相手から返ってくる。そのキャッチボールの様子を観ている人、聴いている人が理解できるかどうかのリアクション(反応)を意識して演技プランを立てるということが大切になるのです。
表現において『リアクション』は、ただ、物事に反応するのではなく、
『リアクション』によって、
何を思っているのか?
何を感じているのか?
何を考えているのか?
などの感情のやり取りを観ている人、聴いている人に理解していただき、感情移入をしていただくポイントとなるのです。
バラエティ番組においても、芸人さんの良し悪しは『リアクション』の良さで決まるといっても良いくらいです。
観ているとただ何となく過ぎ去っているようですが、この『リアクション』があるからこそ興味深くなるのです。
もちろん、オーバーなリアクションが良いのか、感じ取っていただける小さなリアクションが良いのかなど、微妙な表現は意識しなければいけませんが、何より観ている人、聴いている人が感じ取れる『リアクション』を研究してください。
『リアクション』は、顔の表情だけでなく、身体、声など様々な部分で表現することが大切です。
まずは、感じた物事に対してオーバーリアクションを心掛けてみてください。
そして、その『表現の大きさ』や『タイミング』『間』を振り返って、観ている人、聴いている人の感じ方を意識して、最良の『リアクション』を生み出してください。
良い『リアクション』とは、明確な感情を観ている人、聴いている人に感じていただける表現です。
演技(TV、映画、舞台など)だけでなく、様々な表現の場で、そこに来ているお客さんや、外出先などで、色々な物事に反応している人たちのリアクションを見ながら、研究してみてください。
『リアクション』を制する人は、表現を制するといっても良いくらいです。
みなさん、ファイトです。!!!!!